サントリーBOSSのコロナ応援CM「宇宙人ジョーンズ・宇宙人からのアドバイス」篇が話題ですね。
「やるときはやる」という最後の一言がほろっとさせるこの特別編集CMは、過去14年のボスのCM90本からの特別編集バージョンで90秒の長尺CMです。
元ネタどんなCMだったかなーという方も多いのではないでしょうか?19本の動画集めました!
サントリーBOSS CM 宇宙人ジョーズからのアドバイスの元ネタは19本!
この惑星の住人の動向を、ときにシニカルに、ときに温かく見守り続けてきたジョーンズが、昨今の新型コロナウイルス禍により、自宅で過ごす人や社会機能を維持するために働く人に向けて、宇宙人からのアドバイスを発信します。
ということですが、すべての素材が過去のBOSSのCMからというのがすごいですよね。
やっぱサントリーのCMの凄さを見せつけられるようなCMです。
トミー・リー・ジョーンズさんが出演するサントリーのボスのCMは過去14年間で90本もあるそうですから、これだけピッタリの素材を自在に取り出せたわけですね。
元ネタの19本、ぜんぶまとめました。懐かしいの、泣かされるの、さすがのサントリークオリティです。
入社前篇(2014年7月)
とにかく、全力で手を洗おう
出会い篇(2012年8月)
マスクをつけて、2m以上離れよう
白戸家篇(2012年9月)
家にいよう
ソフトバンクとのコラボCM、思い返してみると結構撮ってたんですね。
今回採用されませんでしたが、北大路欣也さんが(お父さんの声ではなく)ちゃんと実写で登場してペッパー君と共演してたやつ、あれもよかったです。
地上の星篇(2008年8月)
ときには窓を開けて換気しよう
葉っぱでドッカーンと開けた穴を、窓に見立ててしまうの、無理やりな気もしますがそれもまた面白いです。
コンサート出会い篇(2013年8月)
運動不足なら、ダンスをするのもいいだろう
警備員で舞台でダンスを披露してくれるジョーンズさん。
ムーンウォークもゼロ・グラビティ(マイケル・ジャクソンの「スムース・クリミナル」で前に倒れるダンスの振付)も、さらっと踊っちゃう。
このコンサート出会い編では、SMAPも出てたんですよねー。
そこ!そこを流してほしかった、という方も多いのではないでしょうか。
刑事篇(2009年6月)
ジョギングをするなら、このぐらい距離をとろう
まんま太陽にほえろ!です。
曲もちゃんと使ってるし、石原裕次郎さん(ゆうたろうさんが裕次郎さん役を演じてる)以外は全員本物の役者さん使って、わざと古臭い映像の作りにしてるのも徹底してて、なんだかみてて嬉しくなるCMでしたね。
空港篇(2007年8月)
他人を頭ごなしに注意しない。
農家篇(2008年3月)
大切なのは、目先の楽しみよりも、命だ。
子役篇(2012年7月)
常に笑いを忘れずに
ああこの頃は大河ドラマは「篤姫」だったんだな、とすぐに思い出せるの素晴らしい。
CMは世相を映す鏡とかいいますが、サントリーのCMをみているだけでちょっとした歴史の勉強になったりしますね(しない?)。
ジョーンズがマネージャーでついている子役ちゃん役の谷花音ちゃん。
懐かしい〜。ちっちゃくてかわいいですね。最近あまり見ませんが、今どうしてるんだろう?
年末篇(2006年12月)
デマには惑わされない
いつもと違う篇(2020年3月)
出社しなくていい打ち合わせなら、なるべくリモートで済ませよう
エナジードリンク飲んでまで、無理やり間に合わせた会議の場面を逆に使って、そこまでしなくて良い会議あるよねって自分でやっちゃうのすごいですね。
平成特別篇(2019年4月)
ハンコを押しに行くのも大変だ
今回使われたのは最後の最後の一瞬と思いきや、押してるはんこがちょっと変わってます。
令和の元号訂正はんこではなく「承認」印になってました。
このスペシャル版も、特別編集バージョンで1日限りの放送でしたが、みんなが大好きなやつを詰め込んでありますね。
医師篇(2012年1月)
命を助けるために、
ヘッドライト篇(2019年2月)
社会を動かすために、
今回ピックアップされたのは2019年2月のヘッドライト篇ということなのですが、2015年の「ヘッドライト・テールライト」篇はめちゃくちゃ泣けますね。
なんでこうも、中島みゆきが合うんだろう。
宅配便篇(2006年9月)
必死で働いている人には
大相撲篇(2013年4月)
惜しみのない称賛を
高見盛関の引退ってこの頃でしたっけ?
「愛されるという勝ち方がある」って素敵すぎるコピーです。
そして流れるのが中島みゆきさんの「糸」
今見ても、何度みても泣けるCMですね。
宇宙篇(2011年12月)
困難な状況にも
関ヶ原篇(2018年9月)
絶対に負けないという気合も、重要だ
コンビニ篇(2013年10月)
そして、もし缶コーヒーが飲みたくなったら、
さっと買って、さっと出る。
いやこの編集、巧すぎる。
そして最後の一言がホロッと泣かせますね。
ただ、この惑星の住人は
宇宙人のアドバイスなどなくても
やるときは、やる。
この惑星は、ほぼほぼ日本のことを指しているわけですが、日本の人はやるときはやるんだよね、できるもんね、と励まされている気になっちゃいます。
サントリーのBOSSのCMシリーズについて
2006年4月から放送されているCMシリーズです。
キャッチコピーは「このろくでもない、すばらしき世界」。
宇宙人ジョーンズが地球の潜入調査のために、地球人に化けて様々な職場に潜り込むというコンセプトで、はじめてトミー・リー・ジョーンズがCMに登場したときはびっくりしましたね。
大の親日家とはいえ、ハリウッド俳優のトミー・リー・ジョーンズがまさか缶コーヒーのCMにでるとは!って感じでした。
映画の「ロスト・イン・トランスレーション」でビル・マーレイが演じるサントリーの響CMのためにやってきた「外タレ」ボブを彷彿(ほうふつ)させました。
想像ですが、はじめのころは1本だけのつもりだったのかもしれませんね。
まさか14年も続く長期シリーズになるとは・・!
『地上の星篇』から『刑事篇』までが、全日本シーエム放送連盟が主催する『CMフェスティバル』において2009年度の総務大臣賞/ACCグランプリ(最高賞)を受賞しています。
ほんとにサントリーってCM作るの上手いですよね〜。
もはや別格の域じゃないでしょうか。
サントリーBOSS 特別CMまとめ
テレビではこのCM短いバージョンしか流れてるの見れないんですが、これはぜったい90秒のフルを流してほしいですね。
ちゃんと繋がってて、メッセージが完成してるので。
CMソングも名曲ですよね〜。気になった方はこちらもどうぞ!
最後までお読み頂き、ありがとうございました!
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